自由と権利。 ― 2007年09月04日 18時54分
例えば学校とかの授業中に寝入るとする──
もしそれが学校ではなく、仕事ならば対価を貰う訳だし、赦されることではないけれど……逆に費用を払って受けている授業という形態ならば、どうだろう?
寝入るという行為は、特に誰かの邪魔にはなってはいないし、何よりも殆ど誰にも影響がないと思われる後方に座っていたのならば、いったい誰の不利益になるというんだろう。本人というのならそうだろうけど、不利益を被るのも、利益を享受するのも本人次第なんだから別に構わないと僕は思う。
でも、あのひとは怒鳴ったね。
どうして?
本当に不思議でならないんだ。
講義をするときに眠ったひとが居ると苛立つから?──でも、たとえそうだとしても、仕事ならば仕方がないはずなのにね。仮に講義を聴く人間すべてが眠っていたとしても、対価を貰い仕事をしている人間は講義を続けなければいけないはずなのに。そこに個人の感情はあってはならないのではないかな。
何よりも授業料を払った時点で、(同じく講義を受けるひとに迷惑が掛からない限り)払った側には受ける権利がある。受け方の自由もまた、ある。それを無視して「無駄」と断言するには高慢に思えるし、「出て行け」というには勝手に過ぎると思ったんだ。
もちろん、波風が立つから、そんなことは言わないのだけれど。
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